今朝は寒かったですね〜。
出勤するとき、水溜りが凍っているのを発見しました。
冬なんだ〜。
温かくして、元気にお過ごしくださいね!
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今日は、大真面目なお題です。
「月経周期と基礎体温」は女性の体調管理の基礎中の基礎。
ご存知のことばかりだとは思うんですが、一文献上させていただきます。
最初に
「月経周期」とは?
28日周期で訪れるもの…と思っている方は案外多く
それより早い遅いがあると、なんだか不安になってしまうようです。
この周期には案外キャパがあり
正常範囲としては、前回の月経開始日を1日目として
25〜38日までが正常範囲です。
例えば体調を崩したり大きなストレスにぶつかったり、
ダイエットのしすぎなど内外部からの刺激によっても大きく左右されます。
教科書通り28〜30日周期の方は全体の10パーセント程度です。
毎月の記録をとっておいて、自分は大体このくらいの周期だな、と
知っておくのは大事かな、と思っています。
「前回の月経がいつだっけ?」結構いらっしゃいますが
多分月経に随伴する症状がないなどで、あまり気にならないのでしょうね。
周期の異常にはどのような事があるでしょう?
1.頻発月経:周期が24日以内であるもの。
2.稀発月経:周期が39日以上となるもの。
3.不正周期:上記に該当しないもの。
が挙げられます。
月経が始まったばかり(思春期)や、更年期に差し掛かり
ホルモンバランスが安定していない場合にも起こりうることです。
周期の間に身体ではどのようなことが起きているのでしょう?
1.
卵胞期:月経開始から排卵までの期間です。
排卵に備えて身体を整える時期ですね。
「基礎体温」ではこの時期を
「低温期」といいます。
2.
排卵期:性腺刺激ホルモンの働きで排卵の起こる時期です。
「基礎体温」が「高温期」へと移行します。
排卵の前後3日程度が受精の可能性の高い時期です。
3.
黄体期:受精した卵子を守るためのベッド(子宮内膜)をつくり、
維持する時期です。
「高温期」が持続します。
受精着床が起きなければ次の月経となります。
高温期の期間は概ね14〜16日と一定しており、排卵期が判れば
次回の月経がいつ頃になるか大体の予想を立てることも可能ですね。
体温には多少の個人差がありますが
「低温期」は36度前後、「高温期」には36度台後半まで上昇します。
ダラダラと上昇する、または下降するというのではなく
排卵を境にして「高温期」へ、月経を境にして「低温期」へ移行します。
故に「二層性」と呼ばれるのです。
基礎体温は起床前(目覚めてすぐ)に舌下で測定、が一般的です。
とりあえず3ヶ月を目標に測定してみると、サイクルが見えてくるでしょう。
自分でグラフをつけるのは大変ですが、
今は体温計の方で記録してくれる物も出ていますので、
そういうものを利用してみるのもいいですね。
シンプルと言えばとても
シンプルなサイクルですが、非常に繊細。
不順なのを心配されている方、挙児を望まれている方、随伴の症状が強い方
など気になることがある方は基礎体温を記録してみるといいと思います。
どの時期にどのような体調変化があるのかを知ることが出来ますし
排卵がきちんと行われているかを知る目安にもなりますので。
これ以降は各論になってしまうので
また個別に取り上げたいと思っています。